長期入院中であり、大きな変化がないため、本人が強く希望し、ご家族が自宅で介護をすることになるかもしれない、という状況の場合に困るパターンです。ご家族としては「本人の希望をかなえたい」という思いはあるものの、「家で介護ができるか」という大きな不安を抱えるか、とても無理、と考えながらも、希望を少しでも…というジレンマに悩まされます。短期的に戻るという方法もありますし、長期的に自宅で暮らすという方法もございます。
当社では、医療面、介護面の両面から、自宅で過ごすためのベストな方法を考えます。

余命が限られた場合、多くの方(約80%)は、自宅で最期の時を迎えたいと希望しています。
しかし、現実では80%の方が自宅での死を望んでも、80%近くが病院で亡くなっているのです。

自宅で亡くなる人・・・・・・・12%程度
老人ホームで亡くなる人・・・・10%程度

現実には病院で亡くなる人が最も多く、約80%近くにもなっているといわれています。

いくら本人が「自宅での最期を望んでも多くの人が、それを叶えられず病院での長い闘病生活の末、そこで最期の時を迎えています。それには、様々な理由があります。少子高齢化や核家族化といった今の日本の事情もあります。「介護や看護ができる家族がいない」という理由もございます。
厚生労働省 「平成20年 終末医療に関する調査」では、在宅死を諦める人の理由を以下のようになったと発表しています。(複数回答)

第1位 「介護してくれる家族に負担がかかる。」(79.5%)
第2位 「症状が悪化した時の対応が自分も家族も不安」(54.1%)
第3位 「経済的な負担が大きい」(33.1%)
第4位 「往診に来てくれるかかりつけ医がいない」(31.7%)
第5位 「病状が悪化した時にすぐに病院に入院できるか不安(31.6%)

最期の時を自宅で迎えるためには、とても一人の力だけではできません。自宅で最期を迎えるためには、医療と介護のサポート制を整える必要があります。適切な在宅介護ケア「あけぼの介護センターのサポート体制」があれば、自宅で最期の時を迎えることができます。多くの病院では、延命治療に力を入れがちですが、あけぼの介護センターのスタッフは最新技術の緩和治療技術を学んでいる方も多く、むしろ病院よりも在宅医の方が、辛い苦しみや痛みを和らげることができると考えております。
当社では、医療面、介護面の両面から、自宅で過ごすためのベストな方法を考えますので、まずはお気軽にご相談下さい。